「GIS Day in 東京 2025」開催のお知らせ
2025年8月1日 公開
2025年11月1日 更新
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| 開催にあたって |
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東京都立大学 都市環境学部では,今年も「GIS Day in 東京」を開催いたします。
※首都大学東京は2020年4月に東京都立大学へ名称変更しました。
GIS Dayとは,大学における GIS(地理情報システム) の教育・研究成果を講演会や講習会の形で社会に還元し,GISの普及・啓発を図ることを目的とするもので,アメリカで1999年にはじまり,全世界に広まったイベントです。東京都立大学では今年で20年目の開催となります。
「GISってなに?」という人も,「GISを使ってみたい!」という人も一緒にGISを体験してみませんか? もちろん参加は無料です。
GIS講習に必要な機材はすべて会場に用意してありますので,ノートPCなどをお持ち頂く必要はありません。ただし,GIS相談室に参加される方はデータや使用しているソフトがインストールされているPCを持参いただくと便利です。
なお,GIS Day in 東京 2025は地理情報システム学会のGIS技術教育認定を受けており,受講者には所定の教育時間を受けた証明となる「受講証明書」を発行いたします。
- 日時: 2025年11月22日(土)
※申し込みなどの詳細は11月上旬頃にこのページで公開します。
- 会場: 東京都立大学 南大沢キャンパス [アクセス]
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| プログラム |
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- 9:30- 受付開始 (1号館110室)
※正門を入ってすぐ右手の建物です
- 10:00-11:00 GIS講習会(Aコース)
- 10:00-12:00 GIS講習会(Dコース)
- 12:00-13:30 GIS相談室(希望者のみ対象,1号館350室)
- 13:30-16:00 GIS講習会(Fコース)
- 13:30-17:00 GIS講習会(B, C, Eコース)
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| GIS講習会 |
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Aコース「ゼロから学ぶGIS」
- 講師:ESRIジャパン株式会社
- 2022年度から高等学校において「地理総合」が新たな必修科目となり,GISも重要なキーワードになっています。本コースでは,GISとはどのようなものなのか?どのように活用することができるのか?という内容をGISの機能の要素や、具体的な事例の紹介等を通して学びます。後半ではArcGIS Online(クラウドGIS)を使用したWebマップの閲覧など簡単な操作を実施します。他の各講習を受ける前にGISの基本について学習・復習したい方にお勧めのコースです。
- 対象者:GIS初心者
- 使用ソフトウェア:ArcGIS Online
- 募集人数:30名
- 日時:11月22日(土)10:00~11:00
- 会場:1号館330室
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Bコース「オープンデータを活用したGIS未経験者のためのArcGIS体験」
- 講師:ESRIジャパン株式会社
- GISは,位置をキーワードに地図と情報を組み合わせて可視化することでそれまで見えなかったこと,気づかなかったことを明らかにしてくれる便利なツールです。本コースでは,交通事故発生状況のオープンデータを使用しArcGIS Proを使って情報の「可視化」「関係性の把握」「分析」を行います。その後,ArcGIS OnlineのAppsを活用し現地調査アプリの操作やダッシュボードの構築を実施します。本コースにてArcGIS ProとArcGIS Online Appsの一連の流れを習得し,GIS のソフトウェア群がどのように活用できるかを学びます。
- 対象者:GIS初心者
- 使用ソフトウェア:ArcGIS Pro,ArcGIS Online
- 募集人数:30名
- 日時:11月22日(土)13:30~17:00
- 会場:1号館340室
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Cコース「都市計画のためのGIS」
- 講師:伊藤史子(東京都立大学),ESRIジャパン株式会社,協力:竹下健一(東京地図研究社)
- 都市計画分野におけるGISの活用について,実習を通じて体験します。都市計画におけるGIS活用事例を紹介し,活用イメージを深めていただいた後に,3D 都市モデル「PLATEAU」を活用し、実際の都市計画関連データを重ね合わせながらArGIS Online上での都市モデルの対話的な操作を体験します。
- 対象者:GIS初級者
- 使用ソフトウェア:ArcGIS Pro,ArcGIS Online
- 募集人数:30名
- 日時:11月22日(土)13:30~17:00
- 会場:1号館330室
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Dコース「Leafletを用いたWebGIS作成の基礎」
- 講師:根元裕樹(東京都立大学)
- Leafletは,無料・インストール不要でパソコン内に置くだけで利用できるjavascriptのライブラリです。HTMLプログラミングで,GISを使うというよりGISを作るというイメージで利用できるので,技術を磨けば磨くほど,自分なりのGISにカスタマイズすることができます。
本講義では,講師が作成したLeaflet用教材(https://www.lab-nemoto.jp/lecture#leaflet)を用いて,初心者向けにプログラミングの技能がなくとも,メモ帳などのテキストエディタの使い方が分かれば簡単なGISを作成できるように,GISの基礎とLeafletを用いたGISの作成方法を学びます。
- 対象者:GIS初心者
- 使用ソフトウェア:Windows Edge(他のブラウザも利用可能ですが,講師はEdgeの画面を見せます),メモ帳(他のエディタも利用可能ですが,講師はメモ帳の画面を見せます)
- 募集人数:20名
- 日時:11月22日(土)10:00~12:00
- 会場:1号館350室
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Eコース「Python とGISを使った機械学習による地形分析入門」
- 講師:中山大地(東京都立大学)
- ArcGIS ProとPythonを用いて数値標高モデルから地形量の計測を行い,その結果と土砂災害発生データから機械学習による土砂災害判別モデルを作成して評価します。評価の結果はArcGISProを用いて地図化し,土砂災害ポテンシャルマップを作成します。GISを用いた地形データの作成,Pythonによる機械学習,GISを用いた結果の地図化に興味のある方にお勧めのコースです。講習会ではGoogle Colaboratoryを使用しますので,Googleアカウントをご用意ください。
- 対象者:Pythonを用いた機械学習と地形分析に興味のある方(Pythonのレベルは問いません)
- 使用ツール:ArcGIS Pro,Google Colaboratory
- 募集人数:15名
- 日時:11月22日(土)13:30~17:00
- 会場:1号館350室
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Fコース「GISを用いた生活環境評価入門」
- 講師:田中雅大(東京都立大学),矢部直人(東京都立大学),倉田陽平(東京都立大学)
- ArcGIS Proを使って公共施設や商業施設へのアクセシビリティ(到達しやすさ)を測定し,生活環境評価を行います。施設の点データの作成や,施設までの距離(直線距離,ネットワーク距離)の測定,アクセシビリティ評価値の地図化などに取り組み,地域の住みやすさを定量的・視覚的に評価する方法を学びます。基本的な事項から解説しますので初心者の受講も歓迎です。
- 対象者:GIS初心者や空間的分析に興味のある学生(特に地理学が専門でない学生歓迎)
- 使用ツール:ArcGIS Pro
- 募集人数:15名
- 日時:11月22日(土)13:30~16:00
- 会場:8号館834室
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| GIS相談室 |
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何でデータがずれるの? 三次元でどうするの? データってどこで手に入れるの? こんなことできるの? GISが使える仕事って? などなど,いまGISで悩んでいる方へ,問題解決のテクニックをお教えします。
なお,自分が普段使っているGISソフトがインストールされたノートパソコンやデータを持参していただけると幸いです。
担当:松山洋(東京都立大学),根元裕樹(東京都立大学),協賛各社 |
参加手続きについて |
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- 参加費: 無料(ただし事前申込み必要)
- 申込期間:11月2日(日)~11月16日(日)
※先着順につき早めに終了することがあります。
- 申込先:こちらのリンクからお願いします。
- 問い合わせ:こちらのフォームから承っております。電話・FAXによるお問い合わせはご遠慮ください。
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| 協賛 |
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ESRIジャパン株式会社,株式会社東京地図研究社,GIS NEXT(媒体協賛)
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| 後援 |
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東京都,日本地理学会,日本地図学会,地理情報システム学会,東京地学協会,日本地図センター
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©2025 東京都立大学 都市環境学部 GIS Day in 東京 2025 実行委員会